
赤川花火大会の帰りに、ぐっと山形 観光物産会館で買った「とろろ入り 山形ひっぱりうどん」。
讃岐うどん好きの筆者が、仕事の合間のお昼にさば缶と卵で作ってみました。
つるっとした食感と、次に試したい食べ方の記録です。
山形の郷土料理「ひっぱりうどん」を食べてみた
8月の赤川花火大会の帰り道、山形のお土産屋さんに立ち寄りました。
そこで見つけたのが、今回の主役「とろろ入り 山形ひっぱりうどん」です。
花火の余韻がまだ残っているなかで、ふと手に取った乾麺の袋。
家に帰ってしばらく棚に置いたままでしたが、仕事の合間にぽっかり時間が空いたお昼に、ようやく作ってみました。
今回はそのときの記録です。
花火大会の帰りに「ぐっと山形」へ
赤川花火大会の帰りに寄ったのは「ぐっと山形 観光物産会館」。
山形のお土産や名産品がずらっと並んでいて、見ているだけでもけっこう楽しい場所です。
家族や友人へのお土産には、ラ・フランスのお菓子やさくらんぼのお菓子、それから玉こんにゃくを選びました。
山形らしいものを、と思うと、やっぱりこのあたりに手が伸びます。
そして、自分用にかごへ入れたのが、このひっぱりうどんでした。
旅の帰りのお土産選びは、どこか「もう少しだけ旅を延長したい」・・そんな気持ちに近いのかもしれません。
食べ物なら、家に帰ってからもう一度その土地を思い出せるので、つい選んでしまいます。

うどん好きとして、気になった「とろろ入り」
私はうどんが好きで、旅先でもつい、その土地のうどんを見つけると食べてみたくなります。
なかでも好きなのは、やはり本場の讃岐うどん。
あのもちもちとした、しっかりコシのある食感が好きで、いろいろなお店を食べ歩いていましたし、自分でも麺から打ちます!
そんなうどん好きの目に留まったのが、袋に書かれていた「とろろ入り」の文字でした。
原材料を見ると、小麦粉に山芋粉末と食塩。
山芋を麺に練り込んでいるそうです。
とろろ入りのうどんって、どんな食感になるんだろう。
それが気になって、買ってみることにしました。
あとから調べてみると、「ひっぱりうどん」は山形県の内陸部、村山地方に古くから伝わる食べ方なんだそうです。
釜揚げのように茹でた麺を、鍋から直接ひっぱり上げて、つけ汁で食べる。
それで「ひっぱりうどん」。
手間がかからず、体も温まるので、寒い冬の山形には欠かせない郷土料理とのこと。
パッケージの裏にも、そんな説明が書かれていました。
仕事の合間のお昼に、自分で作ってみた
作り方はとてもシンプルです。
・たっぷりのお湯(1袋260gに対して3Lが目安)で麺を茹でる
・茹で時間は7〜8分ほど
・つけ汁は、さば缶、卵、納豆、ねぎ、めんつゆなどを器で混ぜて用意する
・茹で上がったアツアツの麺を、鍋から直接ひっぱってつけ汁で食べる
本来は鍋ごと食卓に出して、みんなでひっぱるスタイルのようです。
ただ、今回はひとりのお昼ごはん。
さすがに鍋からひっぱって食べるのは難しかったので、茹でた麺を器に移しました。
器には、さば缶とめんつゆ、それに卵。
納豆はちょうど切らしていたので、今回はなしです。
上から刻んだ青ねぎと白髪ねぎ、天かすをのせました。
卵は麺にしっかりからめてしまったので、写真だとほとんど分からないのですが、ちゃんと入っています。
さば缶の身をほぐしながら混ぜていくと、さばの脂とめんつゆ、卵がなじんで、思っていたよりしっかりした味になります。
白髪ねぎのシャキシャキと、天かすのサクッとした食感もいいアクセントでした。
缶詰と乾麺と、卵とねぎ。
特別な材料はなにもないのに、ちゃんと「ごはん」になる。
こういう料理は、忙しい日の味方だなと思います。

食べてみた感想:コシより、つるっと
食べてみて最初に感じたのは、つるっとした口当たりでした。
するすると喉を通っていくので、気づいたらけっこうな量を食べていました。
一方で、讃岐うどんのようなもちもちとした強いコシがあるタイプではありません。
乾麺でしっかりしたコシを出すのはそもそも難しいので、これは当然といえば当然。
比べるものではないのかな、とも思います。
気になっていた「とろろ入り」らしさは、正直なところ、あまり感じられませんでした。
さば缶を入れたので、どうしてもさばの味が前に出てしまったのかもしれません。
つけ汁の組み合わせ次第で、麺の印象もけっこう変わりそうです。
讃岐うどんが「麺そのものを味わう」うどんだとしたら、ひっぱりうどんは「つけ汁と一緒に、暮らしのなかで食べる」うどん。
同じ「うどん」でも、土地によって求められているものが違う。
そんなことを、ひとり昼ごはんを食べながら、ぼんやり考えていました。
まとめ:次は、とろろを足してみたい
赤川花火大会の帰りに、なんとなく手に取った一袋。
仕事の合間に作ったお昼ごはんは、派手さはないけれど、じんわりおいしい一杯でした。
強いコシを求める人には、少し物足りないかもしれません。
でも、つるっとした食感と、缶詰ひとつで成立する気軽さは、乾麺ならではの良さだと思います。
とろろ感が控えめだったぶん、次はすりおろした山芋を足して、もっと「とろろ」に寄せて食べてみるのもよさそうです。
寒くなってきたら、納豆も用意して、鍋のまま食卓に出してみようかな。
旅先で買ったものを、家の台所でもう一度味わう。
それも、旅の楽しみかたのひとつなのかもしれません。
それではまた次回!