【諸橋近代美術館】小企画展「若きセザンヌの挑戦」常設ダリ・コレクション展

【諸橋近代美術館】小企画展「若きセザンヌの挑戦」常設ダリ・コレクション展

小企画展「若きセザンヌの挑戦」常設ダリ・コレクション展を見学してきました。

休日と空いた時間を利用して福島県の裏磐梯高原へ行って参りました。
郡山から大内宿、会津を経て五色沼周辺を散策。
そこにとてもきれいな庭園と建物がありまして、それが諸橋近代美術館でした。

何度か福島には訪れていますが、ダリ美術館として有名な諸橋近代美術館には初めて行きました。五色沼に行った事はありましたが、素通りしておりました。
今回は常設展以外にも、小企画展の「若きセザンヌの挑戦」が開催されており、良いタイミングだったと思いました。

全体的には五色沼散策以外にも、大内宿から会津東山温泉、安達太良山、磐梯吾妻スカイラインを経て浄土平・吾妻小富士など行ってきました。
こちらも後ほど写真をアップ出来たらと思います。

企画展概要

企画展名 小企画展「若きセザンヌの挑戦」/ 常設ダリ・コレクション展
会 期 2020年9月19日(土) ~ 11月29日(日)
時 間 9:30 ~ 17:30(11月は~17:00まで/最終入館は30分前)
会 場 諸橋近代美術館
主 催 公益財団法人諸橋近代美術館
特別協力 公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
公式URL https://dali.jp/exhibition/archive#anchor5168

所感・インプレッション

福島県北塩原村は周辺にも観光スポット等見どころがたくさんあるのですが、その中にあっても庭園と建築物がとても綺麗です。
アジア最大級のダリ所蔵美術館だそうで、中世のお城のような建物が池の水に映り、さらに小さな沢が流れ、とてもリラックスできる場所です。

小企画展「若きセザンヌの挑戦」、ポール・セザンヌは印象派と言われるフランスの画家。
それくらいの知識で私はあまり深く知りませんでしたが、「林間の空地」という初期の代表作が展示されておりました。
一緒に展示されていたルノワールやピサロの絵も柔らかい雰囲気で特に人物の表情がいろいろあって面白かった。
印象派といわれる柔らかいタッチの絵画以外にもいろいろなタッチの作品があって試行錯誤して描いている感じが伝わった。

サルバドール・ダリの常設展も、あの特徴的なとろけている時計の絵のような造形作品などなどたくさんありました。
奇抜な造形作品が多かった印象でしたが、展示の奥の方に大きい絵があってその絵に圧倒されて見とれてしまった。
「テトゥアンの大会戦」という作品。テトゥアンはモロッコ北部の都市で、スペイン・モロッコ戦争におけるテトゥアンをめぐる戦いの様子を描いた絵画なのだそうです。
大きな油彩で馬に乗った騎士などが押し寄せてくる感じが力強く書かれていて圧倒されました。
上の方に描かれた女神とそれに向かう刀剣など、なぜにこの配置なのか、きっと何か意味があるのだろうと、、気になりました。

今回はこんなところで、小企画展「若きセザンヌの挑戦」常設ダリ・コレクション展を見学してきた内容でした。
それではまた次回!

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